外国語メニュー作成のポイント

 こんにちは!


上海在住 はちです。


 今日は、

小杨生煎(シャオヤンションジエン)

という焼き小籠包のお店でテイクアウトしました。

とっても美味しいので上海にお越しの際は是非お試しください!


 こちらのお店のメニューが、とても分かりやすかったので紹介します!

こんな感じ。一見普通なのですが、外国人の私にはわかりやすい工夫に満ちているのです。


飲食店のインバウンドで欠かせないのが外国語表記のメニュー表。


外国人の方々にとって分かりやすいメニューって何でしょうか?


ポイントをまとめてみました。


1. 必ず写真を載せましょう!


 海外で生活していると、一度母国語に読み替えて・・・と、字を読むのが面倒になります。

初めて来る旅行者の方なら尚更。

まずは写真で食べたいものを一通り絞り込んでもらいましょう。


そして、お店側が英語や中国語が話せなくても、この写真さえあればそこは十分にカバーできるのです。



2. メニューに番号をふろう!


 例えば、日本にいる時から大好きなマリオンクレープさん。

中国にも進出されていて、よくお世話になっています。


クレープといえば、

バナナチョコクリーム、チョコクリーム味等々・・・いろんな種類があり迷ってしまいます。


オーダーが決まっても、外国人の方が間違いなく注文するのは一苦労。


でもマリオンクレープさんをはじめ、

番号が付いているお店ではスムーズにオーダーができます。

「(例)36番で!」と番号を言えば、間違いはありません。


おなじみのマクドナルドさんのメニューも必ず番号が振ってありますよね!


ちょっとしたことがお互いのコミュニケーションを取りやすくしてくれるのです。


3. 外国人目線で説明文を書こう


日本語ペラペラの中国人の女の子と沖縄旅行へ行ったときのこと。

タコライスがオススメだよ!

と言って2人でタコライスをオーダーしました。


食べながら、

「ねぇねぇ、タコ入ってないね」

と言ってきました。

 

 「あーーー!蛸じゃないのよ、タコライスは!!タコスなのよ!」と説明しました。


日本語メニューを単に訳しただけだとこうなってしまうのです。

自動翻訳で検索すると更におかしなことになります。


外国人の方にとっては「なんだそれは?!」となってしまいます。



4. 食べ方の説明をしよう!


  旅行で楽しみな食事の時間。マナーや伝統を知るのも旅行の醍醐味。

私は、イギリスに滞在していた時はアフタヌーンティーについて事前に勉強したり、

中国では中華のルールをお店の方に聞いたりするのがとっても楽しいです。



★食べ方の説明を別メニューで書く
★動画で紹介!


 等をするのも良いかと思います。 



5. オススメセットを作ろう!

  うちの店はこれがオススメ!というのをセットにしてしまうのもオススメです。

 何人で食べるのならこのセットがオススメと言う表記もOKです。


こちらは私の体験談ですが、

外国人向けランキングをつけるのも手ですね!


各国にはそれぞれ、食べログ、ぐるなびのようなサイトがあります。


その中のコメントをピックアップして、

USAの方にはこれが人気!

中国の方にはこれが人気!

韓国の方にはこれが人気!

と書くのはいかがでしょうか?


外国に住んでいると現地の方のオススメももちろん聞くのですが、

やはり美味しいと思うもののギャップがあります。

母国の方がオススメしてくれるお料理は失敗がありません。


せっかく海外からお店に足を運んでいただいた大切なお客様。

ちょっとした工夫で最高の思い出を作ってもらうことができます。

満足してもらえれば、

SNSで「このお店とってもよかったよ〜」と投稿して宣伝してくれることでしょう!

 


 外国人集客にお悩みの方、お気軽にご連絡ください(*^^*)


written by はち

うさとび広報部

ブログやSNS記事の代行・添削、中小企業の広報支援、会社PR、企業広報一般を請け負います。 また、外国語翻訳(英語・中国語・韓国語)にも対応いたします。 コンセプトは「伝えたい思い」を上手に橋渡しをすることです。 お気軽にご連絡ください。

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